個人事業主が持続可能なビジネスを続けるための考え方

個人事業主が持続可能なビジネスを続けるための考え方

起業して7ヵ月目に入りました。周りからも聞いていたとおり、半年経過して、ようやく少しずつですが仕事が軌道にのってきたと感じています。

半年というサイクルが、何かをスタートして成果を見る1回目のタイミングかもしれません。今日は、半年間の振り返りを元に「個人事業を回すために必要だと思うこと」についてまとめました。

目次

「事業を回すこと」とは?

社会

「事業」とは、「社会的な大きな仕事」という意味です。

個人事業主の場合、個人で社会(ソサエティ)に参加し、「営業・宣伝活動をし、商品やサービス提供し、収益を発生させること」をサイクルとして回していくことを意味するかと思います。

個人事業を回していくためには、前回の記事にも書いたように「売上」「経費」「利益」のバランスがとれていれば、問題なく継続が可能です。

ここを上手に継続するには、継続的にお客さまになってくれる方が「誰」なのか、そして「どうして商品やサービスを購入」してくださるのか、この辺をアンテナを張り巡らせて、理解していくことが大切です。

B2B/B2Cビジネスの特徴を理解して、きっちり自分のビジネスモデルに落とし込む方法
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持続可能なサービスを考える

サステナビリティ(持続可能性)という言葉が流行していますが、ビジネスをサステナブルに運営する場合、人間同士の相互理解や、コンソーシアムな利益のシェアが必要になるかと思います。

物々交換と同じで、対象に対して、同等のものを交換することで取引になります。その際、取引相手との信頼関係はとても重要です。

客観的に相手を判断する方法

  • 業務経験(スキルチェック)
  • その人の周りにいる人たち(属性)
  • 話したときの対応の仕方(ビジネス経験)
  • 業務連絡した際の対応の仕方(人間性)

このあたりの情報で、大体の相手のこと(人間性やスキル)が判断していきます。スキルが抜群に優れていても、対応が悪ければ、注文は継続しにくいですし、対応がとても良くても、サービスの品質が悪ければ、こちらも問題になるかと思います。

お客さまたちは、目的があって、サービスを利用したり、商品を購入します。本来的には、提供する側・される側との間で、お互いが納得し、きちんとした形で相互利益を考えないといけないと思います。大手企業になると、そのあたりのルールがフォーマット化され、最初からある程度の品質として担保されているため信用につながりやすいです。

ですが、個人事業主という無名の個人の場合は、受注契約なども口頭ベースで簡単に済まされることが多く、相手との関係性が取引を大きく左右してきます。

取引を進める上で大切なこと

信用取引

「信用取引」で大事なことは「最初に約束したことは、必ず守る」ということです。

  • 納期
  • 予算
  • 品質

このあたりが重要です。

品質を高めるためには予算が必要ですし、納期のうちにきちんと品物を届けるためには対応する人間が必要です。個人事業といえど、ある程度の品質で、ある程度の規模の仕事に対応していくためには、自分1人だけで全ての業務フローを対応することは難しいです。(できなくはないと思いますが、効率的・生産的ではないからです)

このあたりの予算感を理解して、体制をつくっていくことが、個人事業としての次のフェーズかなと考えるようになりました。

生産プロセスを見直して品質改善する

生産プロセスの見直し

私自身が個人事業を始めた理由は「もっと世の中と関わって、自分の技術やアイデアを使って、誰かに喜んでもらえるようにしたい」という想いからでした。

そのために、Web制作やITの技術を習得し、喜んでいただけるものを提供できるように勉強してきましたが、全工程を1人だけでやりきるのは生産力が弱いのでは?と考えるようになってきています。

世の中には、私よりも特定の業務において、品質の良いものを提供できる人たちが存在しています。プロセス単位で品質改善すれば、全体としてより良い品物を生産し、よりお客様の満足度につながるサービスを提供できるなぁと思うようになりました。(とはいえ、各個人のスキルの見極めも難しいとも感じています)

プロセス単位での作業工程をとりまとめるために必要なのが、プロジェクト全体を見渡す人間と、プロセス単位で確認作業をする人間です。ここが不在の場合、どれだけ予算を組もうが、どれだけスキルの高い人が集まろうが、全体がうまくまとまらず、プロジェクトとして成立しないと思います。

システム開発であればPMやPOなどのポジションになりますし、カスタマーサービスの場合だとマネージャーなどの管理職的な役割が必要になってくる、ということです。

やっぱり脱サラリーマン思考が大切

ブレイクスルー

しかし、不思議なことに、業務経験として管理職をされていた方が、個人事業主になると、どういう理由か、この目線が一気に損なわれてしまうケースも見かけます。ご本人は業務経験も高く、スキルも高いのですが、なぜか個人事業ではうまくいかないケースがあります。

これが「脱サラリーマン」に必要な考え方のポイントになると思います。プロジェクトとして与えられた業務に対応するのではなく、自分自身で物事の全体像をとらえて、課題解決をするための能力です。いうなれば、お医者さんのようなもので「具合が悪い患者さん」が来院したときに「原因がどこにあるか」を明確に特定し、治療を行っていくようなイメージだと思います。

個人事業として、どの方針でやっていくのかはその人自身の考え方によると思います。優れた技術者(専門家)として対応するのか、ビジネスパーソンとしてやっていくのかで分かれるのでは、と思います。自分が決めたことを自分でやるっていうことが大事だと思います。

簡単ではありますが、起業して半年経った今、感じていることをまとめてみました。またこの先、起業の参考になるようなネタができたら投稿します。今後とも、よろしくお願い致します。