ホームページ制作費用の相場。新規サイト制作・サイトリニューアルごとに詳しく解説!(早見表付き)

ホームページ制作費用の相場。新規サイト制作・サイトリニューアルごとに詳しく解説!(早見表付き)

ホームページ制作にかかる費用は、0円(無料)から数億円まで、ピンからキリです。費用のほとんどは、開発規模・開発体制・工数などによって人件費にかかる負担で構成されています。

依頼先によって、制作物のクオリティが異なることも多く、一概に「ホームページ制作」といってもさまざまです。本記事では、「ホームページ制作にかかる費用の相場」について、項目ごとにわかりやすくまとめました。

ホームページ制作費用の相場とは?

ホームページ制作

会社を新しく立ち上げたり、新規事業を開始するときなど、ホームページ制作を検討することも多いでしょう。現代はスマホやPCが一般に多く普及しているため、情報収集のツールとしてインターネットは欠かせないものとなっています。

しかし、「ホームページ制作の費用」は依頼先や制作方法によってさまざまな違いがあるため、『平均価格』というものが計算しにくいものでもあります。

具体的にホームページ制作の見積りがどのように計算され、どのような内容になっているかについて詳しく解説していきます。

ホームページ制作費の内訳

ホームページは原材料がほぼ必要なく、何もないところからパソコンを使ってデータを作成し開発していきます。利用するサーバーやセキュリティの強化を考える場合は設備投資も必要になりますが、基本的にかかる費用は人件費が中心になります。

ホームページには「広告的な役割」と、「システム的な役割」の2つの側面があり、前者は企画や設計などのコンサルティング要素が含まれ、後者はデザインやコーディングなどの技術要素が含まれます。

対応する人材も「プロジェクトマネージャー」「ウェブディレクター」「デザイナー」「コーダー」「マーケター」などの役職があり、それぞれが得意分野の作業をこなして、1つのホームページを作るという過程が発生します。

会社によって見積り額が違うのはなぜ?

見積りをとると、制作会社によって価格が異なることがよくあります。

ホームページ制作は、実務経験が少ない人でも、ある程度勉強したことがある人であれば制作できるものなので、練習として引受ける人もいれば、実務経験が長く、サイト制作に熟知した人が対応する場合もあり、技術料もそれぞれ異なります。(美容師さんでも新人さんのカット料金は安く、スタイリストクラスの人だと高いなどのイメージです)

会社組織であっても、その会社が持つノウハウやスタッフのレベルによって成果物の中身に影響するため、価格差が発生します。

格安ホームページ制作サービスが安い理由

初めてのウェブサイト制作

無料のホームページ作成サービス(Wix.comやJimdoのような無料ツール)は、ホームページ制作を無料または月1,000円~の低価格で行うことができます。

このツールは、あくまで「ブラウザで表示することができるウェブページを、デザインやコーディングの知識がない人でも作ることができるツール」です。

ホームページの主役は「コンテンツ(内容)」ですので、無料ツールでは中身を作るところまでは対応してくれません。「Wordなどのソフトを使えば、PDFなどのフォーマットの文書を作ることができる」、と同じ感覚です。

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新規サイト制作時にかかる費用

新規サイト制作の設計

新規でホームページ制作を検討する場合は、何もないところから制作物の検討が必要になります。

「何を掲載するのか?」「誰に向けて制作するのか?」「競合他社はどこか?」など、ホームページ制作前に情報収集を行い、具体的な内容を検討しなければいけません。

そのため、ホームページ制作の企画から始める必要があり、開発スケジュールを策定したり、中身を決めるための打合せに時間をかける必要がでてきます。

ホームページ制作の企画・設計・調査(ディレクション)

ホームページ制作会社に制作を依頼すると、「どのようにホームページを作ればいいのか」を企画検討してくれます。この対応を「Webディレクション」と呼びます。

Webディレクションは、「Webディレクター」と呼ばれる役職の人が担当します。Webディレクターは、コンテンツ企画からサイト構成の検討、開発スケジュールや進捗管理などを対応してくれます。

また、Webディレクターは、クライアントの要望を聞き、それを実現するための戦略策定を含むため、ITコンサルタントのような役割を果たすことも多いです。

最初から作りたいホームページの内容がほぼ決まっており、中身を依頼主側で用意する場合、費用をおさえることができる可能性があります。もし、社内にWeb担当者がいて、ホームページ制作会社の担当者に指示出しできるような形であれば、事前に相談してみると良いでしょう。

テンプレートを使ったホームページ制作

依頼する会社によっては、Webディレクター不在で「テンプレート」のようなものを使って、「汎用的なホームページ」を用意することもあります。(士業専門、病院専門、美容室専門、エステサロン専門など、フォーマットが決まったものに情報を流し込むスタイルです)

「無料ホームページ制作」「全部丸投げ」など、"作る前に個別の内容の検討を行わずホームページ制作だけ対応します"というものの場合、このケースであることが多いです。

特に内容にこだわりがなく、「ホームページがあれば良い状態」の方であれば、コストを抑えるためにこの方法を選んでも良いでしょう。

半分オリジナルで作る方法

テンプレートをベースに、 デザインやロゴなどを自分の好みに寄せることでオリジナル感を出し、中身はある程度決まったパターンで制作するようなパターンもあります。

その場合、完全にオリジナルで制作するよりは費用をおさえて制作依頼することができます。しかし、テンプレートを大幅にカスタマイズして作ったホームページは、メンテナンスがしずらいことが多く、管理者が不在になると、誰も更新作業に対応できなくなるリスクも発生します。

ホームページは制作するだけでなく、将来更新や管理することも考えた上で、詳しい内容を確認してから依頼することをオススメします。

ホームページ制作のリニューアル時にかかる費用

リニューアル

ホームページをリニューアルする際は、現在のホームページがどのように構築・管理されているのかを調査する作業が発生します。

表側の情報だけを新しいホームページに作りかえるのか(デザインだけを変更するのか)、組み込まれているシステムやSEO対策の状態も引き継ぐのかで、対応にかかるコストが変わってきます。

まずリニューアルの方針を決める

サイトリニューアルを検討する場合、「現在のサイト」から「新しいサイト」にどのような変化を求めるのか?を考える必要があります。

見た目だけを今風にしたいのか、中身を見直してWeb集客力を強化したいのか、複数あるウェブサイトをまとめて整理したいのか、やりたいことによって対応もさまざまです。

また、既存のサイトをどのくらいのボリュームを引き継ぐかによって、新しいサイトで再現する範囲が異なります。

事前の調査だけでも費用はかかりますが、ホームページは大事な情報資産になるため、制作会社に依頼をかけ、方針を検討するところから始めることがオススメです。

長く放置されていて管理できていない場合

古いホームページをお持ちの場合、「誰が作ったのかわからない」「サイト管理者と連絡がとれなくなった」などのトラブルが発生することがよくあります。

当時の状況がわからず、ほとんど管理がされていないまま放置されている、という状況です。

その場合も、現在のサイトがどのように管理されているのかの調査から始め、新しいサイトでどのように作り替えるのかを検討する必要がでてきます。

予算に応じて作り替えるのか、とりあえず管理できる状況にしておけば問題ないのか、相談しながら対応してくれるホームページ制作会社を探すと良いでしょう。

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ホームページ制作後の運用コスト

ホームページ制作をした後も、サーバーやドメインの管理、更新作業のための維持費用が発生します。

年単位で発生する費用

ドメイン費用(年単位で更新)

ドメイン取得更新

ウェブサイトのURLになるドメインは1年単位で契約更新が発生します。ドメインを管理しているサービスと、ドメインの種類(.comや.jpや.co.jpなど)によって更新にかかる費用が変わります。 ドメインを更新しなかった場合、ウェブサイトに訪問できなくなる上に、メールアドレスも使えなくなる可能性があるため注意が必要です。

Webサーバー費用(利用するサーバーのスペックによって異なる)

Webサーバーレンタル

Webサーバーの費用は、レンタルサーバーによって価格が異なります。最安のWebサーバーを借りた場合、年間で5,000円程度の費用で済むこともあります。AWSなどの、従量課金制で大規模サイトにも対応できるようなサーバーになると、月額数十万~数百万になるようなこともあります。個人・中小企業向けのWebサーバーの場合、平均で年1~1.5万円くらいのものを利用することが一般的です。

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月々の運用にかかる費用

ウェブサイトの保守・管理を専門業者に依頼した場合、月々の保守費用も発生します。

更新費用(サポートを依頼する会社による。自社で対応することも可能)

更新作業

ホームページの更新手数料は、制作を依頼したホームページ制作会社によってさまざまです。1回ごとに請求がある場合や、完全無料、回数やボリューム限定で規定があるなど、それぞれに違いがあります。サポートなしの場合は、自社で対応する必要があるため、担当者に更新方法を覚えてもらって、作業してもらいます。

運用費用(運用に対応する人件費。自社で対応することも可能)

運用代行

ホームページの管理以外にも、SNSの運用や、広告・メルマガの配信、アクセス解析などを使ったサイト改善に取り組む場合、その作業を行うための人件費や広告費が発生します。外注でも対応できますし、自社で人材育成を行い対応してもらうこともできます。最近では、IT人材を強化するためのサービスで「Web担当者育成サービス」などが提供されているスクールもあります。経営方針に応じて、最適なものを選択すると良いでしょう。

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ホームページ制作「1ページ」にかかる費用は?

Webページ制作1ページあたりの制作費用は、そのページの制作ボリュームによって変動します。

基本的にWebページは、「企画構成案」「デザイン作成」「ライティング」「コーディング」の作業が発生するため、作業が発生する工数によって、1ページあたりの単価が算出されることが多いです。

LP(ランディングページ)のような縦長で、デザインが華やかで動的なアクションが多く含まれるような内容だと、1ページ作成だけで50万円以上することも珍しくありません。逆に、文章だけで構成されたシンプルなページの場合、1万円以下の作業費で済むこともあります。

ホームページ制作でかかった費用の会計処理について

会計処理

外注でホームページ制作を行った場合、一般的には「無形減価償却資産(ソフトウェア)5年」または「広告宣伝費」のいずれかで計上を行います。

経費はどの勘定項目で計上できる?

無形減価償却資産で計上する場合、ウェブサイトが「ソフトウェア」としての機能を持つ必要があるため、ユーザーログイン機能を持っていたり、カート機能や決済機能を持つなどの、「プログラミング」が含まれる必要があります。

そうでないウェブサイトの場合、広告宣伝費に該当します。

広告宣伝費で計上する場合は、「1年以上使用し、かつ1回は更新を行う」というルールがあります。ホームページは新しい情報を追加するための運用作業が必要ですので、継続的に使っていくことを心掛けると、自然に更新作業が発生するはずです。

ホームページ制作に必要な個別の作業費(早見表付)

Web制作にかかる費用は、対応するスタッフや作業の内容によってそれぞれ費用が発生します。ここでは、それぞれにかかる作業項目の費用についてさらに詳しく解説します。

企画や進行にかかる費用(Webディレクション)

Webディレクション

企画・進行に関わる作業は「ウェブディレクション」といい、ホームページ制作を行う前の調査や、コンセプトの打合せ、スケジュール管理などの対応を行います。

開発ボリュームが多く、高度な知識を必要とする制作物であれば、100万円以上のディレクション費用が発生することもありますし、個別相談を行わず、制作会社に全て丸投げすることでウェブディレクションが発生しない場合もあります。

ホームページ制作においては、サイト設計が1番大切な作業になるため、専門的な知識を持ってウェブディレクションから対応してくれるところに依頼した方が、プロにまかせるメリットを感じられるはずです。

デザイン制作にかかる費用(Webデザイン)

Webデザイン

ホームページのデザインは、デザイナーが個別に制作をしてくれるのか、テンプレートを使ったものをカスタマイズして制作をするのか、テンプレートそのものを使うのか、によって費用が変わってきます。

デザイナーが個別に制作する場合

デザイン制作のボリュームによって、価格が変動します。ホームページ制作でデザインを作ってもらう場合、トップページデザインだけで10~30万円程度が一般的です。(制作物のボリュームにもよるため、あくまで一般的な目安です)

それ以外にロゴ制作や、ブランディングなどがある場合、別途費用が発生する場合もあります。さらに、下層ページでそれぞれデザイン作成料が発生します。

テンプレートをカスタマイズする場合

どのくらいオリジナリティを増やすかによって、全体的な価格に影響します。一部だけオリジナルにした場合、サイト全体のデザインの統一感がなくなる可能性もあるため注意しましょう。

  • ロゴのみを作ってもらう → 1万円~20万円
  • トップページのデザインだけ作ってもらう → 3~5万円
  • オリジナルの画像を作ってもらう → 5千円~3万円
  • 全体的に修正してもらう → 10万円~

テンプレートそのものを使う場合

テンプレートそのものを使う場合、コンテンツを流しこむだけになるため、デザイン作成費用は発生しません。もし費用が発生するのであれば、テンプレートそのものの代金や、写真・動画素材などを購入する料金になります。

Wix.comやJimdo、goopeなど、無料のホームページ作成ツールを使う場合も同様です。

トップページデザイン作成費用の早見表

ホームページ全体のデザインはトップページのデザインを基本に作成が行われるため、トップページデザインにかかる費用が1番高くなる傾向にあります。

内容 Webデザイナーに依頼 テンプレートのカスタマイズ テンプレートそのまま
価格 10~30万円 3~5万円 0円
特徴 オリジナルのデザインで、本格的なサイトを作ってもらえる 少しオリジナリティを取り入れることで、個性につながる デザインの変更がないため、価格が安くおさえられる

コーディングやサーバー設定にかかる費用

コーディング

コーディング作業が発生するのは、テンプレートを使わないオリジナルデザインのホームページ制作の場合です。

PhotoshopやIllustrator、Figma等で作成されたデザインデータを、Webページとしてブラウザ出力するためにHTMLやCSS、Javascriptのコードを使って作業を行います。

コーディング作業は、作業者によって、コードの品質に差がでてきます。あらかじめコーディングルールを決めておき、作業者が誰であっても、同じ品質でコーディングができるようルール決めされている場合もあります。

コーディングスキルの差って?

  • デザインからHTMLにコーディングができる
  • スマートフォンでもレイアウト崩れしないコーディングができる
  • SEO対策も意識したコーディングができる
  • Javascriptなどを使って動的なコーディングができる
  • バックエンドプログラムとフロントエンドプログラムの接続まで考えたコーディングができる

初心者レベルだと「デザインからHTMLにコーディングができる」になり、新人コーダーさんでも作業が可能なため、全体で10万円前後(ページ数による)で対応してくれるところもあります。

システムなどの機能追加にかかる費用

システム開発

システムの機能追加にかかる費用は、サーバーシステムのこと、ウェブサイト全体のこと、その機能の影響範囲などを理解した上で設計から対応を行うことが求められるため、SE・プログラマー人材が必要になります。

ECサイトなどの、ショッピング機能を構築する場合、「会員機能」「カート機能」「マイページ機能」「商品管理機能」「決済機能」、など複数の機能がそれぞれに用意され、全体で動くように開発を行う必要があります。

Wix.comやJimdo、goopeなどクラウドで提供されているホームページ作成サービスはカスタマイズできる範囲に制限があるため、サイト制作の自由度は低いです。WordpressなどのオープンソースCMSであれば拡張性が高いため、コストをおさえて機能を開発することができます。

求められている機能と、開発にかかる費用をまず算出する必要があり、実現するプロセスも多様ですので、プロに相談しながら具体的に進めていく必要があります。

ホームページの更新・運用にかかる費用

Webマーケティング

ホームページを作った後は、「保守」と「運用」に費用が発生します。

ウェブサイト保守にかかる費用

「保守」にかかる費用は、ドメイン管理費、サーバー管理費、メンテナンス費用です。また、独自のツールを利用している場合、サービス利用料が発生する場合があります。(例えば、ECサイトのプラグイン利用料や、解析ツール、チャットボットの利用料です)

ドメイン・サーバー管理費については、大規模サイトを運営していなければ、年間で1~2万円の範囲のところが一般的です。

メンテナンス費用に関しては、外注で更新依頼をするのか、機能追加を行うのか、内製(インハウス)で対応するのかによって、かかる費用が変わってきます。

ウェブサイト運用(マーケティング)にかかる費用

「運用」にかかる費用は、マーケティングツールの使用や、SEO対策、アクセス解析、広告・SNS運用などのWebマーケティング費用になります。誰がどのように対応を行うかによって、かかる費用が変わってきます。

マーケティングを実施するためにも、専門的な知識が必要になるため、マーケティングに強い会社と顧問契約を行ってアドバイスをもらったり、実際に作業を依頼したり、まったく何もしないという選択肢もあるため、予算とどうしたいかによって、かかる費用も変わってきます。

各作業の一般的な価格表

各作業の一般的な作業費の相場価格は、下記のようになります。

企画・進行 デザイン制作 コーディング プログラミング ホームページの更新 ホームページの運用
概算費用 20万円~ 10万円~ 10万円~ 開発の内容による 月額1万円~ 月額5万円~
特徴 制作物のボリュームや中身によって異なる 月額費用または更新ごとに発生 主にWeb担当者の人件費

ホームページ制作の依頼先ごとの費用の考え方

ホームページ制作は、依頼する先によってもかかる費用が異なることが多いです。

個人(フリーランス)に依頼した場合

フリーランス

昨今では、「Webデザイン」が職業訓練で受けれる制度や、独学で勉強してWeb制作を学ぶ人も増えてきているため、フリーランス制作者の人口が増えています。特に若年層にその傾向が強く、20代前半~30代でIT業界に転職する人も少なくありません。

サービス提供価格は人によってさまざまですが、一般的なフリーランスのサービスだと「ツールをカスタマイズできる」または「簡単なホームページを用意できる」のような内容にかたよりがちです。

フリーランス制作者に依頼する1番のメリットは、コストを抑えることができる点です。

ですが、急に連絡がとれなくなったり、問題が起きても対応してもらえなかったり、匿名で誰かわからない相手だったりするなど、ビジネスパートナーとして取引するリスクもあるため、依頼する際には注意も必要です。

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ホームページ制作会社に依頼した場合

ウェブサイト制作会社

ホームページ制作会社に依頼すると、「営業担当」「デザイン担当」「コーディング担当」など、少なくとも2~3人の担当者によって、1つのホームページ制作に対応してもらうことができ、それぞれの担当にも複数名のスタッフが在籍していることも多いため、作業の穴が開きにくくなるメリットがあります。

その分、人件費にもコストがかかるため、全体の費用は高くなる傾向があります。また、元請けが広告代理店で、開発はフリーランスや登録しているクリエイターが対応するようなケースもよくあります。

自社製品をパッケージ売りしているところだと、ある程度決まった自社のパターンで制作を行うため、テンプレート制作の上位版のような内容になることもあります。

制作会社によって対応スキルはさまざまで、サービスの品質も異なります。過去の制作事例や、担当者の対応を見ながら、まずは相見積もりをとって選定することをオススメします。

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無料のホームページ作成ツールを利用した場合

無料ホームページ作成サービス

無料のホームページ作成サービスを利用した場合、月額利用料・ドメイン費用などの固定費を除くと、ほぼ無料でホームページを用意することができます。

まだ売上規模が小さく、経費をかけてまでブランディングや広告宣伝が必要ないと考えている方の場合はちょうど良いサービスでしょう。

無料のサービスは、プロの力を借りずに自分の手を動かして、作り方を調べながら作業する必要があるため時間はかかりますが、その分コストをおさえることができます。

フリーランスの知り合いがいる場合は、予算に合わせて作業を代行してくれることもあるため、相談してみるのも良い方法でしょう。

ホームページ制作依頼先ごとの費用(早見表)

ホームページの依頼先によって、それぞれの特徴と価格の相場を表にしました。考え方は、家を建てるときと似ているかもしれません。賃貸であれば月々安くおさえられ、タワーマンションのような高級住宅を作るときは予算が必要になるといった感覚です。

フリーランス Web制作会社 無料ツール
初期費用 20~200万円 50~500万円(規模が大きい場合1,000万以上も) 0~20万円
管理費用 月1万円~ 月1万円~ 無料~数千円
特徴

・個人の経験値やスキルの差が大きい

・人によって、デザインが得意、システムが得意、コンサルが得意などの特徴がある

・音信不通になるケースもあるため、お互い知り合いである方が良い

・会社によって、制作物のクオリティや対応の差がある

・担当者の対応が良い会社を選ぶ方が良い

・地元や近場の会社の方が、何かあった際に安心

・無料なのですべて自分で対応する必要がある

・結局忙しくなって手が回らなくなるケースも多い

ホームページ制作の価格は、ボリュームや内容によってさまざま

ホームページがどこまでの内容で何のために必要なのかは、事業主さまごとに考え方も違います。まずは、ホームページ制作の目的を考えた上で、ご自分のビジネスに合った制作内容を選ぶことが大切です。

初めて制作する場合は、リスクをおさえるために無料のサービスを使ったり、知り合いに相談するところから始めてみるのも良いかもしれません。

EzONEでもホームページ制作・リニューアルに関するご相談を承っております。お気軽にご連絡ください!